矯正に使用する装置｜「非抜歯」が基本の練馬区大泉学園の歯医者「よしかわ矯正歯科」のWebサイトです

主に、1期治療において使う矯正装置です。中央に埋め込まれた拡大ネジが横にゆっくりと動いていくことで、歯のアーチを徐々に拡大していきます。主に歯のアーチの拡大を目的に使用しますが、簡単な歯の傾斜移動にも使うことができます。取り外し可能な装置であり、食事中や歯磨き時などに一時的に外すことが可能です。

ブラケット（留め具）とワイヤーを使った矯正装置であり、大人の矯正によく使われます。歯にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていきます。金属製の装置は目立ちますが、白く透明なプラスチック製の装置を用いれば目立ちにくく、見た目が自然です。

【ツーバイフォー】
主に1期治療において行うワイヤー装置の部分矯正です。奥歯の2本を固定源として、前歯に4本の歯に矯正装置をつけて、前歯の歯並びを整えていきます。上下の前歯の整列や反対咬合、上顎前突の治療に使用します。

口の中に付けるフェイスボウと、首につけるネックストラップ、頭につけるヘッドキャップから成る装置です。上顎が前方へ成長するのを抑制したり、第一大臼歯を後方へ移動させたりすることができます。自宅にいる時や寝る時に使用し、取り外し可能です。主に出っ歯や叢生の治療に用いられます。

マウスピース型のカスタムメイドの矯正装置です。従来のマウスピース型矯正装置は、永久歯列が生えそろっていないと使用できませんでしたが、インビザラインファーストは1期治療から使用することができます。

マウスピースを3次元コンピュータ画像技術によるシミュレーションにもとづき作製し、段階的に取り替えながら歯を移動させていきます。1日に20時間以上の装着が必要で、約1週間ごとに取り替えます。臼歯のポジショニングも広げながら改善ができるのも特徴です。透明で薄いマウスピースなので目立たず、食事中や歯磨き時などに一時的に外すことが可能です。

他の不正咬合に比べても特に早期治療が重要になる反対咬合の矯正に利用される、マウスピース型の矯正装置。3歳児健診で不正咬合が見られる段階から使用することができます。口腔の周囲の筋肉が正しく機能するよう導く装置で、基本的に就寝時にのみの装着のため、子どもへの負担も比較的小さく済みます。

家にいるときの1時間程度と就寝時に装着するだけのマウスピース型の矯正装置です。歯並び・咬み合わせの改善だけでなく、MFT（口腔筋機能療法）にも用いることができます。素材が柔らかくて弾力性があり、痛みが少ないのが特徴の一つです。受け口や出っ歯の治療にも効果的です。

口腔周囲の異常な筋圧を排除することで顎骨の成長を促す筋機能矯正装置。具体的には「頬筋」の筋圧を抑えることで自然に歯列の幅が拡大するよう導くものです。上顎前突や反対咬合、開咬などに効果が期待できます。また、子どもの口腔環境にさまざまな悪影響を及ぼす「低位舌」を改善する働きも併せ持ちます。

上顎の歯列幅を拡大するための矯正装置。口腔に負担をかけない程度のわずかな力で、おおよそ1～2年かけてゆっくりゆっくりと拡大していくため、「緩徐拡大装置」とも言われます。装着様式は「固定式」で、実際の着脱はいずれも歯科医師が行います。歯のアーチを広げるだけでなく、奥歯の不正咬合も改善出来ます。

左右の臼歯4本をバンドとワイヤーでつなぎ、中央にネジのついた構造の矯正装置。ネジを回すことで、
上顎骨の幅を横方向へ拡大していきます。作用機序は、前出のクワドヘリックスと似ていますが、2週間から一ヶ月ほどでかくだいしていきます。場合によって早く治療が完了するのが特徴です。

上顎の内側に装着してバネの力で大臼歯を後へ移動させるための固定式矯正装置。レジンパッドやワイヤー、ペンデュラムスプリングなどから構成されます。これを使用することで、永久歯の抜歯を避けられるケースもあります。

下顎の成長を抑制すると同時に上顎の成長を促す、反対咬合や下顎前突など受け口の改善を目指す装置です。上顎の成長は早く、10歳頃には大人の8割の段階になると言われています。上顎の成長が完了する13歳頃にまでに行わないと、あまり効果が望めません。