【高校生女子】上顎前歯のガタガタ歯の矯正歯科治療

【患者】10代 女子

【費用】矯正装置料74万円+処置料6000円/回

    マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)

【期間】2年

【治療計画】

上顎前歯部の叢生(凸凹歯)の改善が目標となります。

このまま、何も考えずにワイヤー矯正でならべると前歯が前に出てしまいます。(出っ歯になります)

スペースを作り、その後配列することが重要となります。

スペースの作り方は様々ですが、今回のケースはIPR(歯を少し削る)を手法を選択しました。

①歯にブラケットを装着

②IPR(歯を削る)にてスペースメイキング

③スペースが出来たら、弱く細いワイヤーにて配列

④太いワイヤーにて細かい噛み合わせの調節

⑤きちんとした噛み合わせが整い次第保定(歯と周りの歯槽骨がくっつくのを待つ)の段階へ

このように矯正治療は段階を踏んで治療していきます。

いきなり①から④には進めないのです。

 

【リスク・副作用】

 IPR(歯を削る)必要があります。

 ワイヤー矯正により歯面の清掃が難しくなります。清掃を怠ると

 虫歯や歯周炎のリスクが高まります。

 鏡を見て、きれいに歯磨きをしてください。

 保定装置を決められた時間、しっかりと使用する必要が

 あります。使用時間が短いと後戻りの可能性があります。

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